医学と美術

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ボス《愚者の石の切除》

 ヒエロニムス・ボス(1450頃-1516)による《愚者の石の切除》(1501-1505)は、穏やかな田園でおこなわれる怪しげな手術の様子を描いている。処置の苦痛に耐える患者に対して、胡乱な医師とふたりの見学者たちは関心も共感も示していない。
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トゥールーズ゠ロートレック《アンリ・ブールジュ医師の肖像》

 アンリ・ド・トゥールーズ゠ロートレック(1864-1901)による《アンリ・ブールジュ医師の肖像》(1891)は、縦型の構図のなかに軽快な筆致でアトリエを訪問する友人の姿を描いている。多病な画家は、いつでも医師が身近にいる生活をしていた。
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ランブール兄弟《解剖学的人体あるいは占星学的人体》

 ランブール兄弟(15世紀初期活動)による『ベリー侯のいとも豪華なる時祷書』の《解剖学的人体あるいは占星学的人体》(1411-1416)は、写本に描かれた幻想的な人体図である。そこには、この時代における医学と占星学の密接な関係が示されている。